薬学実践問題・薬剤/実務

第111回 薬剤師国家試験 問268
授乳中の深部静脈血栓症に用いる経口抗凝固薬

第111回薬剤師国家試験の問268は、有効性と乳汁移行・乳児安全性を両立する問題です。授乳中のDVT維持療法には乳汁移行が少なく使用経験のあるワルファリンが適切です。正答は5です。

公式正答

公式正答 5

問268はどう解くか

授乳中のDVT維持療法には乳汁移行が少なく使用経験のあるワルファリンが適切です。正答は5です。

全5肢の判断根拠

1のアスピリンは抗血小板薬で、静脈血栓症の標準的な経口抗凝固療法にはなりません。高用量・長期では乳児への影響も懸念されます。

2のエドキサバンは直接Xa阻害薬でDVTに有効ですが、授乳中の安全性情報が十分でなく避けます。

3のシロスタゾールはPDE3阻害性抗血小板薬で、DVT治療薬ではありません。

4のアピキサバンも直接Xa阻害薬で、授乳中の乳汁移行を考慮して選びません。

5が正しいです。ワルファリンは母乳中移行が極めて少なく、授乳を続けながら使用できます。PT-INRで用量調節します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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