薬学実践問題・薬剤/実務

第111回 薬剤師国家試験 問272
プロベネシドと高用量メトトレキサートの相互作用

第111回薬剤師国家試験の問272は、有機アニオントランスポーターを介する尿細管分泌競合をみる問題です。プロベネシドはメトトレキサートの近位尿細管分泌を阻害し、排泄遅延と重篤な毒性を招くため中止します。正答は4です。

公式正答

公式正答 4

問272はどう解くか

プロベネシドはメトトレキサートの近位尿細管分泌を阻害し、排泄遅延と重篤な毒性を招くため中止します。正答は4です。

全5肢の判断根拠

1は誤りです。問題となる標的はホリナートの肝取り込みではなく、メトトレキサートの腎排泄です。

2は誤りです。ホリナートがプロベネシド再吸収を阻害する相互作用ではありません。

3は誤りです。プロベネシドの肝代謝阻害ではなく、腎尿細管トランスポーターでの競合が中心です。

4が正しいです。プロベネシドは有機アニオン輸送系を阻害し、メトトレキサートの能動分泌を減らして血中濃度を上げます。

5は誤りです。再吸収を促進するのではなく、分泌を阻害します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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