薬学実践問題薬剤/実務

第111回 薬剤師国家試験 問273
高用量メトトレキサート療法の支持療法

第111回薬剤師国家試験の問273は、血中濃度監視、尿アルカリ化、ホリナート救援を時系列で管理する問題です。48時間値などでメトトレキサート消失を確認し、炭酸水素ナトリウムで尿pH 7以上を保ち結晶析出を防ぎます。正答は1・3です。

公式正答

公式正答 1・3

273はどう解くか

48時間値などでメトトレキサート消失を確認し、炭酸水素ナトリウムで尿pH 7以上を保ち結晶析出を防ぎます。正答は1・3です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。所定時点の血中濃度と腎機能を追い、排泄遅延時はホリナート投与量・期間などを調節します。

2は誤りです。ホリナートを同時開始すると抗腫瘍作用を弱めるため、メトトレキサート投与後の規定時刻から救援を開始します。

3が正しいです。メトトレキサートと代謝物は酸性尿で析出しやすく、十分な補液と尿アルカリ化を行います。

4は誤りです。フロセミドによる脱水・腎血流低下は排泄遅延を悪化させ得るため、排泄促進目的に一律追加しません。

5は誤りです。ペニシリン系はメトトレキサート腎排泄を遅らせ得ます。発熱時は培養採取と発熱性好中球減少症の評価を行い適切な抗菌薬を選びます。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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