薬学実践問題・薬剤/実務

第111回 薬剤師国家試験 問280
アルプロスタジル脂肪乳剤と末梢静脈栄養の投与管理

第111回薬剤師国家試験の問280は、配合、投与速度、血圧低下、糖尿病適応を確認する問題です。高齢・低体重患者では栄養輸液をより緩徐に投与し、アルプロスタジルでは血管拡張による一過性低血圧を監視します。正答は2・4です。

公式正答

公式正答 2・4

問280はどう解くか

高齢・低体重患者では栄養輸液をより緩徐に投与し、アルプロスタジルでは血管拡張による一過性低血圧を監視します。正答は2・4です。

全5肢の判断根拠

1は誤りです。脂肪乳剤の安定性や配合変化、投与速度が異なるため、二つを安易に混注せず別経路・時間で投与します。

2が正しいです。500 mLを2時間は高齢・低体重患者の末梢静脈栄養として速く、循環負荷・高血糖等を避けるため製剤の規定速度に合わせます。

3は誤りです。糖尿病はアルプロスタジルの禁忌ではなく、閉塞性動脈硬化症の血流改善に用いられます。

4が正しいです。PGE1による血管拡張で血圧低下、顔面紅潮、動悸等を起こし得るため投与中に監視します。

5は誤りです。生理食塩液は本剤の適切な希釈液として使用でき、処方量での配合変化を理由に不適とはしません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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