薬学実践問題薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問247
抗菌薬と抗真菌薬の標的酵素

第111回薬剤師国家試験の問247は、βラクタムとアゾールの作用点を対応させる問題です。アンピシリンはトランスペプチダーゼ、イトラコナゾールはラノステロール14α-脱メチル化酵素を阻害します。正答は1・3です。

公式正答

公式正答 1・3

247はどう解くか

アンピシリンはトランスペプチダーゼ、イトラコナゾールはラノステロール14α-脱メチル化酵素を阻害します。正答は1・3です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。アンピシリンはPBPであるトランスペプチダーゼへ結合し、細菌細胞壁ペプチドグリカンの架橋形成を阻害します。

2のII型トポイソメラーゼはフルオロキノロン系の標的で、処方薬の作用点ではありません。

3が正しいです。イトラコナゾールは真菌CYP51を阻害してエルゴステロール合成を妨げます。

4の1,3-β-D-グルカン合成酵素はキャンディン系抗真菌薬の標的です。

5のスクアレンエポキシダーゼはテルビナフィンなどアリルアミン系の標的です。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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