薬学実践問題薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問251
関節リウマチ治療薬の作用機序

第111回薬剤師国家試験の問251は、メトトレキサートとJAK阻害薬を処方に対応させる問題です。トファシチニブはJAKを阻害し、メトトレキサートは葉酸代謝を阻害してチミジル酸合成を抑えます。正答は3・5です。

公式正答

公式正答 3・5

251はどう解くか

トファシチニブはJAKを阻害し、メトトレキサートは葉酸代謝を阻害してチミジル酸合成を抑えます。正答は3・5です。

5肢の判断根拠

1はトシリズマブやサリルマブなどIL-6受容体抗体の機序で、処方薬には該当しません。

2はアバタセプトのCTLA-4部分がCD80/CD86へ結合して共刺激を抑える機序です。

3が正しいです。トファシチニブはJAK1/JAK3などを阻害し、サイトカイン受容体からのSTATシグナルとリンパ球活性化を抑えます。

4はタクロリムスやシクロスポリンのカルシニューリン阻害機序です。

5が正しいです。メトトレキサートは葉酸代謝酵素を阻害し、還元型葉酸を介するチミジル酸・プリン合成を抑えます。低用量RA治療では抗炎症作用も重要です。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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