薬学実践問題薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問253
心不全治療薬の作用機序

第111回薬剤師国家試験の問253は、SGLT2阻害とミネラルコルチコイド受容体遮断を対応させる問題です。ダパグリフロジンは近位尿細管SGLT2を、エプレレノンは集合管のミネラルコルチコイド受容体を阻害します。正答は3・5です。

公式正答

公式正答 3・5

253はどう解くか

ダパグリフロジンは近位尿細管SGLT2を、エプレレノンは集合管のミネラルコルチコイド受容体を阻害します。正答は3・5です。

5肢の判断根拠

1のネプリライシン阻害はサクビトリルの機序で、処方3には含まれません。

2のNa+,K+-ATPase阻害による細胞内Ca2+増加はジゴキシンの強心機序です。

3が正しいです。SGLT2阻害により近位尿細管でグルコースとNa+の再吸収を抑え、尿糖・Na利尿を促します。

4のβ1受容体遮断とレニン分泌抑制はビソプロロール等の作用で、処方3の薬ではありません。

5が正しいです。エプレレノンはアルドステロン作用を遮断し、ENaC等の発現を抑えてNa再吸収とK排泄を減らします。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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