薬学実践問題薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問254
ダビガトラン関連出血の中和

第111回薬剤師国家試験の問254は、各抗凝固薬に対応する特異的中和薬を選ぶ問題です。ダビガトランの特異的中和抗体フラグメントはイダルシズマブです。正答は1です。

公式正答

公式正答 1

254はどう解くか

ダビガトランの特異的中和抗体フラグメントはイダルシズマブです。正答は1です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。イダルシズマブはダビガトランへ高親和性で結合し、緊急手術前や生命を脅かす出血時に抗凝固作用を速やかに中和します。

2のプロタミンは未分画ヘパリンを中和し、低分子ヘパリンには部分的に作用します。

3のプロトロンビン複合体はワルファリン中和等で用いますが、ダビガトランへの特異的中和薬ではありません。

4のアンデキサネット アルファはアピキサバン、リバーロキサバンなど第Xa因子阻害薬の中和薬です。

5のメナテトレノンはビタミンK2で、ワルファリン作用の回復に関係しますが、直接トロンビン阻害薬には無効です。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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