薬学実践問題・薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問256
末期腎不全患者への服薬・透析説明

第111回薬剤師国家試験の問256は、酸塩基平衡、降圧薬、鎮痛薬、腎性貧血治療を評価する問題です。炭酸水素ナトリウムで酸塩基平衡は補正されており継続が必要です。多剤降圧療法中は起立性低血圧にも注意します。正答は1・3です。

公式正答

公式正答 1・3

問256はどう解くか

炭酸水素ナトリウムで酸塩基平衡は補正されており継続が必要です。多剤降圧療法中は起立性低血圧にも注意します。正答は1・3です。

全5肢の判断根拠

1が正しいです。HCO3− 24.1 mEq/L、pH 7.39は補正良好であり、慢性腎臓病の代謝性アシドーシスを再発させないため処方1を継続します。

2は誤りです。透析導入後も水分、塩分、K、Pなどは残存腎機能・透析条件に応じた管理が必要です。

3が正しいです。アムロジピン、オルメサルタン、ドキサゾシンを服用し、特にα1遮断薬で起立性低血圧・立ちくらみに注意します。

4は誤りです。アセトアミノフェンは通常4〜6時間以上空け、総量上限を守ります。1時間ごとの反復は過量投与になります。

5は誤りです。ダプロデュスタットは透析期を含む腎性貧血に用いられ、透析開始だけで不要とはなりません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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