薬学実践問題・薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問262
インフルエンザ処方薬の作用機序

第111回薬剤師国家試験の問262は、解熱薬とノイラミニダーゼ阻害薬を対応させる問題です。アセトアミノフェンは体温調節中枢で熱放散を促し、ラニナミビル活性体はウイルスのノイラミニダーゼを阻害します。正答は2・4です。

公式正答

公式正答 2・4

問262はどう解くか

アセトアミノフェンは体温調節中枢で熱放散を促し、ラニナミビル活性体はウイルスのノイラミニダーゼを阻害します。正答は2・4です。

全5肢の判断根拠

1は誤りです。アンブロキソールは気道の漿液分泌を促進し、線毛運動も高めます。漿液分泌を減らしません。

2が正しいです。アセトアミノフェンは中枢でプロスタグランジン産生を抑え、設定体温を下げて皮膚血流・発汗による熱放散を促します。

3のP2X3受容体遮断はゲーファピキサントなど難治性慢性咳嗽薬の機序で、デキストロメトルファンではありません。

4が正しいです。プロドラッグのラニナミビルオクタン酸エステルは活性体へ変換され、ウイルス放出を抑えます。

5のムチンS-S結合切断はアセチルシステインなどの機序で、カルボシステインは粘液成分を正常化します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格Hubが独自に作成。

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