薬学実践問題薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問264
HER2陽性乳がんレジメンの安全管理

第111回薬剤師国家試験の問264は、維持用量、低Ca血症、血管外漏出、アルコール製剤を確認する問題です。デノスマブの低Ca血症によるしびれと、ドセタキセル血管外漏出時の局所障害へ備えます。正答は2・3です。

公式正答

公式正答 2・3

264はどう解くか

デノスマブの低Ca血症によるしびれと、ドセタキセル血管外漏出時の局所障害へ備えます。正答は2・3です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。トラスツズマブは初回8 mg/kgの負荷量から、2コース目以降は通常6 mg/kgの維持量へ減量します。

2が正しいです。デノスマブは破骨細胞を抑えて低Ca血症を起こし、口唇・指先のしびれ、筋けいれん等が現れることがあります。

3が正しいです。ドセタキセルは組織障害性を持つ抗がん薬で、漏出時は投与中止、吸引、患肢挙上、冷罨法など施設手順に沿って処置します。

4は誤りです。ペルツズマブ初回は忍容性確認のため60分かけ、維持投与で30〜60分へ短縮できます。

5は誤りです。アルコール過敏症でも、指定どおりエタノール無添加ドセタキセル製剤ならエタノール含有を理由とする禁忌にはなりません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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