薬学実践問題薬理/実務

第111回 薬剤師国家試験 問265
ドセタキセルとデノスマブの作用・副作用

第111回薬剤師国家試験の問265は、微小管安定化とRANKL阻害を対応させる問題です。ドセタキセルは微小管脱重合を阻害し、デノスマブはRANKLを中和します。神経障害と低Ca血症・顎骨壊死にも関係します。正答は1・4です。

公式正答

公式正答 1・4

265はどう解くか

ドセタキセルは微小管脱重合を阻害し、デノスマブはRANKLを中和します。神経障害と低Ca血症・顎骨壊死にも関係します。正答は1・4です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。ドセタキセルは微小管を過度に安定化し、有糸分裂を阻害します。神経軸索輸送も障害して末梢神経障害を起こし得ます。

2のトポイソメラーゼI阻害はイリノテカンやノギテカンの機序です。

3のCD20結合はリツキシマブなど抗CD20抗体の機序です。

4が正しいです。デノスマブはRANKLへ結合し、破骨細胞形成・機能を抑えます。骨吸収抑制に伴う低Ca血症や顎骨壊死に注意します。

5のVEGFR結合による血管新生阻害はラムシルマブ等の機序で、本レジメンには含まれません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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