薬学理論問題薬理

第111回 薬剤師国家試験 問154
双極性障害の躁状態

第111回薬剤師国家試験の問154は、思考過程と妄想内容を症例記述から拾う問題です。話題が次々に移るのは観念奔逸、特別な才能があるという確信は誇大妄想です。正答は1・2です。

公式正答

公式正答 1・2

154はどう解くか

話題が次々に移るのは観念奔逸、特別な才能があるという確信は誇大妄想です。正答は1・2です。

5肢の判断根拠

1が正しいです。連想が急速に進み、話題が脱線してまとまりにくい症状は躁状態の観念奔逸です。

2が正しいです。能力・地位・発見などを現実以上に確信する誇大妄想が具体的に記載されています。

3の心気妄想は重い病気にかかっているという根拠のない確信で、本症例にはありません。

4の罪業妄想は取り返しのつかない罪を犯したという確信で、うつ状態にみられます。

5の貧困妄想は実際には資産があっても経済的に破綻したと確信する症状で、むしろ高額購入を計画する本例と合いません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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