薬学理論問題薬理

第111回 薬剤師国家試験 問155
双極性障害治療薬の薬理

第111回薬剤師国家試験の問155は、各気分安定薬・抗精神病薬の分子標的を確認する問題です。アリピプラゾールはD2・5-HT1A部分作動薬、ラモトリギンはNa⁺チャネル遮断薬です。正答は3・5です。

公式正答

公式正答 3・5

155はどう解くか

アリピプラゾールはD2・5-HT1A部分作動薬、ラモトリギンはNa⁺チャネル遮断薬です。正答は3・5です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。リチウムはイノシトールモノホスファターゼを阻害し、イノシトール再利用とPI代謝回転を抑制する方向に作用します。

2は誤りです。α2δサブユニットへ結合するのはプレガバリンなどです。オランザピンはD2・5-HT2Aなどを遮断します。

3が正しいです。D2部分作動によりドパミン系を安定化し、5-HT1A部分作動や5-HT2A遮断も示します。

4は誤りです。カルバマゼピンは主に電位依存性Na⁺チャネルを使用依存的に遮断します。GABA-T阻害はビガバトリンです。

5が正しいです。Na⁺チャネル遮断によりグルタミン酸放出などを抑え、双極性障害のうつ症状再発予防に用います。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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