薬学理論問題薬理

第111回 薬剤師国家試験 問160
安定労作性狭心症の病態管理

第111回薬剤師国家試験の問160は、症状の安定性・冠危険因子・二次予防目標を読む問題です。本例は冠動脈粥状硬化による器質的狭窄が考えられ、冠動脈疾患を伴う高血圧の目標は130/80 mmHg未満です。正答は2・4です。

公式正答

公式正答 2・4

160はどう解くか

本例は冠動脈粥状硬化による器質的狭窄が考えられ、冠動脈疾患を伴う高血圧の目標は130/80 mmHg未満です。正答は2・4です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。半年間、労作時に再現性よく出現し休息で数分以内に消え、強さ・頻度も不変なので急性冠症候群ではなく安定狭心症です。

2が正しいです。高血圧・脂質異常症を背景に、運動時の需要増加へ血流を増やせない固定性狭窄が示唆されます。

3は誤りです。心筋壊死を伴わない狭心症ではトロポニン・CKは通常上昇しません。上昇すれば心筋梗塞を疑います。

4が正しいです。冠動脈疾患を有する高リスク患者では厳格な降圧が推奨され、140/92 mmHgは目標未達です。

5は誤りです。冠動脈疾患の二次予防ではLDL-Cを大幅に下げる必要があり、132 mg/dLは管理目標へ達していません。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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