薬学理論問題薬理

第111回 薬剤師国家試験 問161
狭心症薬の血行動態作用

第111回薬剤師国家試験の問161は、NO–cGMP・β1・L型Ca・KATPを対応させる問題です。アテノロールはβ1遮断で心筋酸素需要を下げ、ニフェジピンはL型Ca²⁺チャネル遮断で冠動脈を拡張します。正答は2・3です。

公式正答

公式正答 2・3

161はどう解くか

アテノロールはβ1遮断で心筋酸素需要を下げ、ニフェジピンはL型Ca²⁺チャネル遮断で冠動脈を拡張します。正答は2・3です。

5肢の判断根拠

1は誤りです。ニトログリセリン由来NOは可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化し、cGMPを増やします。

2が正しいです。心拍数・収縮力を抑え、労作時の酸素需要増大を軽減します。

3が正しいです。血管平滑筋へのCa²⁺流入を抑え、冠・末梢動脈を拡張します。

4は誤りです。ジルチアゼムもL型Ca²⁺チャネルを遮断し、洞結節・房室結節で陰性変時・変伝導作用を示します。Na⁺チャネル遮断ではありません。

5は誤りです。ニコランジルはKATPチャネルを開口して細動脈を拡張し、硝酸薬様作用で静脈も拡張します。

出典:厚生労働省「第111回薬剤師国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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