令和8年・刑法・第3

司法試験予備試験 刑法3問 解説

刑法第3問は、過失犯の実行行為を捉える範囲を問う問題です。法務省公表の正答は5です。

公式正答

法務省公表の正答は5

司法試験予備試験 刑法3問はどう解くか

過失犯の実行行為を捉える範囲について、結論を分ける要件、判例、条文又は計算過程を確認します。法務省公表の正答は5です。

過失犯の実行行為を捉える範囲の解説

1 不適切

A説は結果直前の不注意だけを実行行為と捉えるため、最初の空欄には限定的な説明が入ります。選択肢1は後続の空欄との対応が崩れます。

根拠:結果に近接した行為説

2 不適切

B説は結果と因果関係を持つ複数の不注意を検討対象にします。アクセル操作だけを追加行為とする配置ではありません。

根拠:因果経過全体を対象とする見解

3 不適切

操作ミスが主因の例は、より前の前方不注視まで実行行為に含める実益を十分に示しません。会話が求める対照例と逆です。

根拠:主因となる不注意

4 不適切

A説で実行行為になるのは衝突直前の操作ミスです。前方不注視をA説の中心に置く組合せは会話の流れに合いません。

根拠:行為の近接性

5 正しい

A説は直近の操作ミスに限定し、広げすぎると争点が散漫になると考えます。B説では操作ミスに加えて前方不注視も対象となり、前方不注視が主因のときに実益が現れます。

根拠:争点明確化と因果的過失

公式正答との照合

確認方法独自解説から正答を再構成し、法務省公表の正答と全解答欄を照合
解説から導いた答え5
法務省公表5
照合結果一致

法務省の正答公表ページを開く →

出典:法務省「令和8年司法試験予備試験短答式試験問題・正答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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