公式正答
法務省公表の正答はNo.2=2、No.3=5
司法試験予備試験 刑法 第2問はどう解くか
文書偽造・変造と行使について、結論を分ける要件、判例、条文又は計算過程を確認します。法務省公表の正答はNo.2=2、No.3=5です。
文書偽造・変造と行使の解説
1 正しい
偽造免許証を所持したまま運転しても、まだ相手へ提示して真正な文書として用いていません。将来の提示意思だけでは行使罪になりません。
根拠:偽造文書行使罪の着手
2 誤り
写真だけでなく生年月日まで差し替えて名義人との同一性を失わせた文書は、既存文書の軽微な変更ではなく、別人名義の文書を作る偽造として評価されます。
根拠:公文書偽造と変造の区別
3 正しい
議事録作成権限を持たない者が、権限ある署名人による文書の外観を作れば、内容虚偽にとどまらず作成名義の冒用となります。
根拠:作成権限のない議事録
4 正しい
追及を免れるため架空の氏名・経歴を使い、自分とは別の人格による履歴書の外観を作る行為は、作成名義の真正を害します。
根拠:人格の同一性と作成名義
5 誤り
他人の登録証明を使って形成した呼称が生活上通用しても、公的登録上の本人になったわけではありません。その名義で官公署向け申請書を作れば名義の真正を害します。
根拠:公的申請書の名義人
公式正答との照合
| 確認方法 | 独自解説から正答を再構成し、法務省公表の正答と全解答欄を照合 |
|---|---|
| 解説から導いた答え | 2・5 |
| 法務省公表 | 2・5 |
| 照合結果 | 一致 |
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験短答式試験問題・正答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。