令和8年度・意匠・第4

新規性喪失の例外と先願意匠

意匠第4問は、新規性喪失の例外と先願意匠の条文要件と例外を整理する問題です。正しい選択肢は1です。

公式正答

公式正答 1

新規性喪失の例外と先願意匠はどう解くか

正しい選択肢は1です。 各肢の断定部分を条文の原則・例外と照合します。

4問の全5肢解説

1 — 正しい(意匠法4条、3条の2)。乙自身の公開には新規性喪失の例外を適用でき、先行出願Aが後に3条の2の対象となる公報掲載に至らない場合などには、Bが登録される余地がある。設問は可能性を問うている。

2 — 誤り(意匠法3条の2)。後願の部品意匠が、後に公報掲載される先願の全体意匠の一部と同一・類似なら、先願意匠の一部との関係で登録を受けられない。

3 — 誤り(意匠法3条、3条の2、8条、8条の2)。内装意匠の一構成物と似る机を含むことだけで、別の物品区分である組物意匠が当然に登録不能となるものではない。組物全体について登録要件を判断する。

4 — 誤り(意匠法3条1項・2項)。出願前に動画で公衆に示されたレイアウトは、公知意匠又は創作容易性を判断する資料となるため、同じ配置を基礎とする後願が当然に登録できるとは判断できない。

5 — 誤り(意匠法3条1項3号)。映画の公開によって先に公衆に知られたアイコン画像と類似する画像意匠は、新規性を欠く。新規性喪失の例外などの事情も示されていない。

出典:特許庁「令和8年度弁理士試験短答式筆記試験問題・解答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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