午後腹膜透析開始後の栄養量

第40回 管理栄養士 問題132
透析液からの糖吸収と持続的な溶質除去を考慮する

第40回問題132は、腹膜透析開始後の栄養量について、正答と全ての選択肢の判断根拠を確認する問題です。 腹膜透析はカリウムを持続的に除去するため、血清値が正常なら原則として食事のカリウムを制限しません。正答は3です。

公式正答

公式正答 3

問題132はどう解くか

腹膜透析はカリウムを持続的に除去するため、血清値が正常なら原則として食事のカリウムを制限しません。正答は3です。

5つの選択肢をどう判断するか

1は誤りです。目安は標準体重50kg×30~35kcal/kg=1,500~1,750kcalから透析液由来の吸収エネルギーを考慮し、2,500kcalは過剰です。

2は誤りです。腹膜からたんぱく質が失われるため、0.9~1.2g/kg標準体重、すなわち45~60g/日程度を確保します。

3が正しいです。腹膜透析ではカリウムが連続的に除去され、この患者の血清カリウムも正常なため、通常は一律に制限しません。

4は誤りです。リンはたんぱく質摂取量1g当たり15mg以下を目安とし、45~60gなら約675~900mgで、1,500mgは多すぎます。

5は誤りです。総水分は前日尿量だけでなく、腹膜透析による除水量なども加味して設定します。

出典:厚生労働省「第40回管理栄養士国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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