午後幽門狭窄がある胃がんの術前栄養

第40回 管理栄養士 問題178
閉塞部を越えて機能する腸管を利用する

第40回問題178は、幽門狭窄がある胃がんの術前栄養について、正答と全ての選択肢の判断根拠を確認する問題です。 経鼻チューブの先端を十二指腸へ進めれば幽門狭窄を迂回し、術前の2週間に経腸栄養を行えます。正答は2です。

公式正答

公式正答 2

問題178はどう解くか

経鼻チューブの先端を十二指腸へ進めれば幽門狭窄を迂回し、術前の2週間に経腸栄養を行えます。正答は2です。

4つの選択肢をどう判断するか

1は誤りです。流動食でも胃から十二指腸へ出るには狭窄した幽門を通るため、嘔吐を繰り返す患者には十分な量を供給できません。

2が正しいです。狭窄の肛門側にある十二指腸へ直接投与し、保たれている消化吸収機能を使って術前栄養状態を改善できます。

3は誤りです。末梢静脈栄養は浸透圧の制約で必要エネルギーを満たしにくく、2週間の主栄養経路として不足します。

4は誤りです。中心静脈栄養なら必要量を供給できますが、感染等のリスクがあり、使用可能な腸管がある症例では経腸栄養を優先します。

出典:厚生労働省「第40回管理栄養士国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

全200問・全968肢解説PDFを見る →