午後心不全の浮腫が身体計測へ与える影響

第40回 管理栄養士 問題184
体液貯留で見かけ上増える部位指標を見抜く

第40回問題184は、心不全の浮腫が身体計測へ与える影響について、正答と全ての選択肢の判断根拠を確認する問題です。 下腿周囲長は筋量指標ですが、心不全悪化時の下腿浮腫で大きくなり、筋肉量を正しく反映しません。正答は4です。

公式正答

公式正答 4

問題184はどう解くか

下腿周囲長は筋量指標ですが、心不全悪化時の下腿浮腫で大きくなり、筋肉量を正しく反映しません。正答は4です。

4つの選択肢をどう判断するか

1は誤りです。総リンパ球数は免疫・炎症・栄養状態の影響を受けますが、下腿の体液貯留で直接測定値が増える身体計測ではありません。

2は誤りです。総コレステロール値は脂質代謝や摂取、病態で変化しますが、局所浮腫によって測定そのものが困難になる指標ではありません。

3は誤りです。上腕三頭筋皮下脂肪厚にも浮腫の影響はあり得ますが、この症例で浮腫が現れている下腿の周囲長ほど直接的に影響されません。

4が正しいです。下腿に水分が貯留すると、筋肉が増えていなくても周囲長が増えるため、サルコペニアや栄養状態の判定を誤りやすくなります。

出典:厚生労働省「第40回管理栄養士国家試験問題・正答」。問題本文・選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

全200問・全968肢解説PDFを見る →