令和5年・刑法・第19問

司法試験 刑法
第19問 解説

令和5年の刑法では、背任罪の財産上の損害を具体例に当てはめる力が試されました。法務省公表の正答は5です。

公式正答

法務省公表の正答は5

背任罪の財産上の損害

正しい記述 5

現実の代位弁済前でも返済不能者の保証債務を負えば経済的価値は減少したと評価できますが、どの程度の危険・価値減少を既遂の損害とするか境界が明確でないとの批判は成り立ちます。

根拠:経済的価値減少の不明確性

判旨の意味 全体財産への侵害を経済的に把握

判旨は保証債務だけを形式的損害とせず、主債務者の返済能力を踏まえて全体財産価値の減少を認定します。後に偶然弁済されても既遂判断は覆らず、背任罪の侵害犯としての性格も否定しません。

根拠:保証債務・返済能力・既遂時期

公式公表との照合

解説から導いた答え5
法務省公表5
照合結果一致

法務省の正答 →

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