公式正答
法務省公表の正答は2
司法試験予備試験 民法 第3問はどう解くか
消滅時効の完成猶予と更新について、結論を分ける要件、判例、条文又は計算過程を確認します。法務省公表の正答は2です。
消滅時効の完成猶予と更新の解説
ア 誤り
催告による6か月の完成猶予中に再度催告しても、さらに6か月を積み増す効力はありません。催告の反復だけで時効完成を無期限に延ばせないためです。
根拠:民法150条2項
イ 正しい
支払猶予の申入れは債務の存在を前提とする承認です。代理人へされた承認でも時効は更新し、その時から新たに進行します。
根拠:民法152条
ウ 正しい
保証人の事前求償権を保全する仮差押えは、弁済後に具体化する事後求償権と基礎を同じくするため、後者にも完成猶予の効力が及びます。
根拠:求償権の同一性と仮差押え
エ 正しい
夫婦間の権利は婚姻中の行使が事実上困難になり得るため、婚姻解消から6か月までは時効完成が猶予されます。
根拠:民法159条
オ 誤り
担保権実行の申立てを取り下げた場合、終了から6か月の完成猶予はあり得ますが、時効が更新してゼロから再進行するわけではありません。
根拠:民法148条2項
公式正答との照合
| 確認方法 | 独自解説から正答を再構成し、法務省公表の正答と全解答欄を照合 |
|---|---|
| 解説から導いた答え | 2 |
| 法務省公表 | 2 |
| 照合結果 | 一致 |
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験短答式試験問題・正答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。