公式正答
法務省公表の正答は3
司法試験予備試験 刑事訴訟法 第15問はどう解くか
実況見分調書・鑑定書等の伝聞例外について、結論を分ける要件、判例、条文又は計算過程を確認します。法務省公表の正答は3です。
実況見分調書・鑑定書等の伝聞例外の解説
ア 誤り
警察犬の能力や選別方法の信頼性が確保され、立会警察官が経過と結果を真正に作成したことを供述すれば、検証調書に準じて証拠能力を認める余地があります。
根拠:臭気選別報告書
イ 正しい
現場の客観的状況の記録には321条3項の要件が必要です。被害者の再現内容自体を立証する写真には、再現者供述について同条1項3号に相当する要件も求められます。
根拠:再現実況見分調書
ウ 誤り
言動、歩行、酒臭、外観などを観察し所定欄へ記録した部分は、五官の作用による検証結果を記載した書面と評価できます。定型評語を使うだけで除外されません。
根拠:酒酔い鑑識カード
エ 誤り
捜査機関の嘱託による鑑定書も、作成者の専門性と真正作成が立証されれば、裁判所命令の鑑定書に準じ321条4項で扱われます。
根拠:捜査嘱託鑑定書
オ 正しい
専門家が客観的・継続的な手法で行った燃焼実験の報告は、専門鑑定書に準ずる性質を備えれば321条4項による証拠採用の余地があります。
根拠:私人作成の燃焼実験報告
公式正答との照合
| 確認方法 | 独自解説から正答を再構成し、法務省公表の正答と全解答欄を照合 |
|---|---|
| 解説から導いた答え | 3 |
| 法務省公表 | 3 |
| 照合結果 | 一致 |
出典:法務省「令和8年司法試験予備試験短答式試験問題・正答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。