令和8年・刑事訴訟法・第24

司法試験予備試験 刑事訴訟法24問 解説

刑事訴訟法第24問は、逮捕現場の無令状捜索差押えを問う問題です。法務省公表の正答は4です。

公式正答

法務省公表の正答は4

司法試験予備試験 刑事訴訟法24問はどう解くか

逮捕現場の無令状捜索差押えについて、結論を分ける要件、判例、条文又は計算過程を確認します。法務省公表の正答は4です。

逮捕現場の無令状捜索差押えの解説

 誤り

証拠存在の蓋然性を根拠とするI説では、法がいう逮捕の現場を基準に合理的範囲を考えます。被逮捕者の直接支配下だけに当然限定されません。

根拠:相当説

 正しい

I説は逮捕現場に証拠がある一般的蓋然性を重視するため、逮捕意思が確定し密接に実行される状況なら、捜索開始時点で現実の逮捕行為に着手済みであることを絶対条件としない説明が可能です。

根拠:逮捕との時間的接着

 誤り

証拠保全の緊急性は通常逮捕でも生じます。II説から通常逮捕の場合だけ220条の適用を排除する結論は出ません。

根拠:緊急処分説

 誤り

無令状差押えが許されるのは、逮捕理由となった被疑事実に関係する証拠が中心です。別事件の証拠を当然に含めることは令状主義を害します。

根拠:差押対象と被疑事実

 正しい

事後に必要な逮捕状が得られなければ、緊急逮捕を前提に保持した差押物を引き続き留置する基礎を欠くため、直ちに還付すべきです。

根拠:緊急逮捕状が発付されない場合

公式正答との照合

確認方法独自解説から正答を再構成し、法務省公表の正答と全解答欄を照合
解説から導いた答え4
法務省公表4
照合結果一致

法務省の正答公表ページを開く →

出典:法務省「令和8年司法試験予備試験短答式試験問題・正答」。問題本文と選択肢は転載せず、解説は資格解法ノートが独自に作成。

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