令和7年後期・20問・公式正答照合

令和7年後期 子どもの保健 解答・解説

発育、疾病、感染対策、安全、母子保健と健康支援を扱います。全20問の公式正答と、各選択肢の判断根拠をこのページに載せています。

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正答一覧(全20問)

子どもの保健

問題正答論点
問11・4乳児死亡率・新生児死亡率・周産期死亡率
問22定義・母親の年齢・修正月齢
問31スキャモンの発育曲線
問44症状に合わせた対応
問53湿疹が悪化している乳児への対応
問61根拠規定と実施の方法
問74先天性心疾患と川崎病
問82発生時の保育所の対応
問91・2・4主な感染症の特徴と登園のめやす
問101子どもの健康支援の充実
問113病児対応型と体調不良児対応型
問125免疫・呼吸・水分・マスク
問132要因分析・相互評価・PDCA
問141消防計画・特別な配慮・避難訓練・連絡手段
問154事故防止ハンドブックのポイント
問165エピペンの使い方と使用の判断
問172・3・5保育での留意点
問182ケアの内容と支援の仕組み
問191・4・5ワクチンの種類と接種
問202こども性暴力防止法と安全計画

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ほかの科目の解答・解説

子どもの保健の解答・解説(20問)

発育、疾病、感染対策、安全、母子保健と健康支援を扱います。年齢別の基準値、感染経路、緊急時の順序を具体的に再現します。

母子保健統計

問1 乳児死亡率・新生児死亡率・周産期死亡率

2023年の人口動態統計(確定数)では、乳児死亡率は出生千対1.8、新生児死亡率は0.8、周産期死亡率は出産千対3.3です。死亡の区分ごとの期間の定義もあわせて確かめます。

公式正答 1・4

正答は1と4です。2023年の乳児死亡率1.8と、乳児死亡率の算出式が正しい記述です。

1は適切。2023年の乳児死亡率は出生千対1.8で、世界でも最も低い水準です。

2は不適切。2023年の周産期死亡率は出産千対3.3です。

3は不適切。2023年の新生児死亡率は出生千対0.8です。

4は適切。乳児死亡率は、1年間の乳児死亡数(生後1年未満の死亡)を同じ年の出生数で割り、1,000を掛けて求めます。

5は不適切。新生児死亡は生後4週(28日)未満の死亡です。生後1週(7日)未満の死亡は早期新生児死亡と呼びます。

公式問題で問1を見る

低出生体重児

問2 定義・母親の年齢・修正月齢

出生時の体重が2,500g未満の子どもを低出生体重児といいます。母親の喫煙は低出生体重の大きな要因で、早産児の発達は修正月齢で評価します。

公式正答 2

正答は2です。A・C・Dが適切で、20代と30代に多いとしたBが不適切です。

Aは適切。出生体重2,500g未満を低出生体重児、1,500g未満を極低出生体重児、1,000g未満を超低出生体重児といいます。

Bは不適切。低出生体重児の割合は、母親が20歳未満や40歳以上の年齢階級で高くなる傾向があります。

Cは適切。妊婦本人の喫煙や受動喫煙は胎児の発育に影響するため、家族を含めた禁煙指導が重要です。

Dは適切。早産で生まれた子どもは、出産予定日を基準とする修正月齢で発達を評価します。

公式問題で問2を見る

発育の特徴

問3 スキャモンの発育曲線

スキャモンの発育曲線は、20歳の値を100%として、一般型・神経型・リンパ型・生殖型の4つの発育の様子を示したものです。

公式正答 1

正答は1です。一般型の説明(A)と、リンパ型の説明(B)が適切です。

Aは適切。一般型は身長や体重、呼吸器、循環器、骨、筋肉などの発育を表し、乳幼児期と思春期に大きく伸びるS字状の曲線を描きます。

Bは適切。リンパ型は免疫に関わる器官の発育を表し、10〜12歳頃に20歳の値の約2倍に達した後、低下します。

Cは不適切。神経型は乳幼児期に急速に発育し、6歳頃には20歳の値の約90%に達します。

Dは不適切。生殖型は幼児期・学童期にはほとんど増えず、思春期に急激に発育します。

Eは不適切。発育曲線は、新生児ではなく20歳の値を100として各年齢の値を示しています。

公式問題で問3を見る

感染症対策ガイドライン

問4 症状に合わせた対応

保育所における感染症対策ガイドラインは、子どもの症状ごとに観察のポイントと対応を示しています。発しんは感染症の可能性を考え、他の子どもとの接触を避けることが基本です。

公式正答 4

正答は4です。新しい発しんに気付いたときは、他の子どもと別の部屋で保育し、感染症の可能性を確かめます。

1は適切。耳では、痛がる、耳だれがある、耳をさわるといった様子を見ます。

2は適切。のどでは、痛がる、赤くなっている、声がかれている、咳が出るといった様子を見ます。

3は適切。睡眠時には、泣いて目が覚める、目覚めが悪く機嫌が悪いといった様子を見ます。

4は不適切。今までなかった発しんに気付いたら、感染症の可能性を考え、他の子どもとの接触を避けて別室で過ごさせます。

5は適切。一人一人の元気なときの平熱を知っておくと、体温の変化に気付くめやすになります。

公式問題で問4を見る

アトピー性皮膚炎

問5 湿疹が悪化している乳児への対応

かゆみをともなう湿疹が顔や関節部に続き、悪化している様子がある乳児の事例です。原因を保育士が判断して食事を変えるよう勧めることは避け、医療機関につなぎます。

公式正答 3

正答は3です。湿疹が悪化しているため、医療機関の受診を勧めるのが適切です。

1は不適切。原因を離乳食と決めつけて開始を遅らせるよう助言することは、保育士の判断の範囲を超えます。

2は不適切。湿疹が増え、かゆがる様子もあるため、放置してよいとは言えません。

3は適切。湿疹の悪化が見られるので、受診して診断と治療方針を確かめるよう勧めます。

4は不適切。母乳を原因と決めつけて人工乳だけにするよう勧めることは、根拠がなく不適切です。

5は不適切。ストレスを原因と決めつけ、仕事をやめるよう勧めることは、保護者の生活への過度な介入です。

公式問題で問5を見る

保育所の健康診断

問6 根拠規定と実施の方法

保育所の健康診断は、児童福祉施設の設備運営基準12条にもとづき、学校保健安全法の健康診断に準じて行います。入所時、定期(年2回以上)、臨時に実施します。

公式正答 1

正答は1です。設備運営基準12条にもとづき、学校保健安全法に準じて行うとする記述が適切です。

1は適切。保育所保育指針解説は、健康診断は設備運営基準12条にもとづき、学校保健安全法の規定に準じて行うと説明しています。

2は不適切。入所時の健康診断に加え、少なくとも1年に2回の定期健康診断と臨時の健康診断を行います。

3は不適切。健診の項目は学校保健安全法施行規則に準じ、視力、聴力、歯や口腔、心臓なども含む多くの項目があります。

4は不適切。健康診断の際は、保護者の疑問や不安を嘱託医等に伝え、助言を得るようにします。

5は不適切。健診の結果は保護者に伝え、家庭での健康管理にも生かせるようにします。

公式問題で問6を見る

子どもの心疾患

問7 先天性心疾患と川崎病

代表的な先天性心疾患と、川崎病の後遺症である冠動脈瘤について、血液の流れ方や症状から疾患名を結び付ける問題です。

公式正答 4

正答は4です。Aはイ(心房中隔欠損症)、Bはウ(動脈管開存症)、Cはエ(川崎病)、Dはオ(心室中隔欠損症)、Eはア(ファロー四徴症)です。

Aはイの心房中隔欠損症です。左右の心房の間の穴を通って血液が流れ、心雑音が目立たず学校心臓検診で見つかることもあります。

Bはウの動脈管開存症です。出生後に閉じるはずの動脈管が残り、大動脈から肺動脈へ血液が流れます。

Cはエの川崎病です。後遺症として冠動脈瘤が残った場合、血栓を防ぐ薬を飲みながら生活します。

Dはオの心室中隔欠損症です。最も多い先天性心疾患で、心雑音から生後早期に見つかることが多い病気です。

Eはアのファロー四徴症です。肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈騎乗、右室肥大の4つを特徴とし、チアノーゼを伴います。

公式問題で問7を見る

咽頭結膜熱

問8 発生時の保育所の対応

咽頭結膜熱(プール熱)はアデノウイルスによる感染症で、発熱、咽頭炎、結膜炎が主な症状です。登園のめやすは、主な症状が消失した後2日を経過していることです。

公式正答 2

正答は2です。A・B・C・Eが適切で、症状消失の翌日から登園できるとしたDが不適切です。

Aは適切。潜伏期間は2〜14日とされるため、その間は他の子どもの健康観察を丁寧に行います。

Bは適切。終息まで発生状況を記録し、子どもだけでなく職員の健康状態も記録します。

Cは適切。感染の広がりを防ぐため、他の保護者にも発生を知らせ、家庭での観察を依頼します。

Dは不適切。登園のめやすは、発熱や充血などの主な症状が消失した後2日を経過していることです。

Eは適切。目やにや分泌物を介してうつるため、家庭でもタオルの共用を避けるよう伝えます。

公式問題で問8を見る

子どもの感染症

問9 主な感染症の特徴と登園のめやす

感染症対策ガイドラインに示された各感染症の特徴、予防接種の位置付け、出席停止の基準を確かめる問題です。

公式正答 1・2・4

正答は1・2・4です。マイコプラズマ肺炎の合併症、溶連菌感染症の登園のめやす、手足口病のウイルス排出期間の記述が適切です。

1は適切。マイコプラズマ肺炎は、中耳炎や発しんなどを伴うことがあり、重症化する場合もあります。

2は適切。溶連菌感染症の登園のめやすは、抗菌薬の内服後24〜48時間が経過していることです。

3は不適切。子どものインフルエンザワクチンは任意接種で、定期接種ではありません。

4は適切。手足口病は、回復後も飛沫や鼻汁から1〜2週間、便から数週〜数か月間ウイルスが排出されます。

5は不適切。新型コロナウイルス感染症の出席停止の基準は、発症した後5日を経過し、かつ症状が軽快した後1日を経過するまでです。

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感染症対策ガイドライン

問10 子どもの健康支援の充実

ガイドラインは、保育所での感染症対策を子どもの健康支援全体の中に位置付け、養護と教育の両面からの支援、マニュアルの整備、保護者への説明、職員の専門性と関係機関との連携を求めています。

公式正答 1

正答は1です。A〜Eのすべてが、ガイドラインの示す内容として適切です。

Aは適切。子どもの発達過程に即して、養護と教育の両面から健康支援を行います。

Bは適切。各保育所の保健計画などに沿って、感染症予防を含む健康管理や健康増進のマニュアルを作成します。

Cは適切。家庭での健康管理につながるよう、取組の評価や保護者への説明を丁寧に行います。

Dは適切。職員全体が専門的な知識と技術を身に付け、組織として関係機関と連携します。

Eは適切。感染症の予防について、最新の知見や情報を常に集めて対応します。

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病児保育事業

問11 病児対応型と体調不良児対応型

病児保育事業は、病児対応型、病後児対応型、体調不良児対応型、非施設型(訪問型)などに分かれます。職員配置と対象児童の範囲を確かめます。

公式正答 3

正答は3です。AとDが適切で、対象をおおむね10歳未満としたB、医師の配置を義務としたCが不適切です。

Aは適切。病児対応型の職員配置は、看護師等が利用児童おおむね10人に1名以上、保育士がおおむね3人に1名以上です。

Bは不適切。対象は、市町村が必要と認めた乳幼児と小学校に就学している児童です。

Cは不適切。病児対応型は病院・診療所などに付設された専用スペースなどで実施しますが、医師の配置は義務付けられていません。

Dは適切。体調不良児対応型では、看護師等を常時1名以上配置します。

公式問題で問11を見る

乳幼児の身体の特徴

問12 免疫・呼吸・水分・マスク

乳幼児は感染症にかかりやすく重症化しやすい身体的特徴をもっています。母親からの移行抗体は出生後に減っていき、気道が細いため腫れると息苦しくなりやすくなります。

公式正答 5

正答は5です。CとDが適切で、移行抗体が増えるとしたA、息苦しくなりにくいとしたBが不適切です。

Aは不適切。母親から胎盤を通して受け取った移行抗体は、生後数か月以降に減少していきます。

Bは不適切。乳児は気道が細いため、粘膜が腫れると息苦しくなりやすい特徴があります。

Cは適切。乳児は体内の水分量が多く、体重当たりで必要な水分量も多いため、脱水症になりやすくなります。

Dは適切。2歳未満は息苦しさを訴えたり自分で外したりすることが難しく、窒息や熱中症の危険があるため、マスクの着用は勧められていません。

公式問題で問12を見る

保育所の危機管理

問13 要因分析・相互評価・PDCA

事故の再発防止には、ヒヤリ・ハットの分析や要因分析の手法を活用し、PDCAサイクルで取組を見直していきます。

公式正答 2

正答は2です。A・B・Cが適切で、PDCAのAを防災点検や避難訓練の実施としたDが不適切です。

Aは適切。SHELLモデルは、ソフトウェア、ハードウェア、環境、人の要素から事故の要因を分析する方法です。

Bは適切。地域の保育所同士で防災点検や避難訓練を見合うピアレビューは、互いの安全意識を高めます。

Cは適切。1件の重大事故の背後に多くの軽微な事故やヒヤリ・ハットがあるとするハインリッヒの法則にもとづく取組です。

Dは不適切。防災点検や避難訓練の実施はD(Do)に当たります。A(Action)は、評価にもとづいて改善することです。

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保育所の災害への備え

問14 消防計画・特別な配慮・避難訓練・連絡手段

保育所の災害への備えは、消防法と設備運営基準を根拠とし、配慮を要する子どもへの対応や保護者との連絡体制も含めて計画します。避難訓練は少なくとも毎月1回行います。

公式正答 1

正答は1です。A・B・Dが適切で、避難訓練を年2回以上としたCが不適切です。

Aは適切。保育所保育指針解説は、消防法8条1項が保育所に消防計画の作成、消防設備の設置、防火管理者の設置などを義務付けていると説明しています。

Bは適切。食物アレルギーや障害のある子どもなどへの対応も検討し、避難所のような状況でも全職員が対応できるようにします。

Cは不適切。設備運営基準6条2項は、避難と消火の訓練を少なくとも毎月1回行うことを定めています。

Dは適切。電話がつながらない事態を想定し、複数の連絡手段を決めて保護者に知らせ、安否を伝え合う仕組みを整えておきます。

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熱中症の予防

問15 事故防止ハンドブックのポイント

子どもは体温調節の機能が未熟で、熱中症になりやすいため、室温の管理、こまめな水分補給、服装や休憩への配慮、車内に残さないことが大切です。

公式正答 4

正答は4です。C・D・Eが適切で、室温30℃を目安としたA、のどが渇いてから水分を補給するとしたBが不適切です。

Aは不適切。室温は28℃を目安に、エアコンや扇風機を使って調節します。

Bは不適切。水分と塩分は、のどが渇く前からこまめに補給します。

Cは適切。外出時は体を締め付けない涼しい服装にし、帽子などの日よけ対策も行います。

Dは適切。無理をさせず、適度に休憩をとります。

Eは適切。車内は短時間で高温になるため、少しの時間でも子どもを残してはいけません。

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アナフィラキシー

問16 エピペンの使い方と使用の判断

エピペンは、アナフィラキシーの進行を一時的に抑える自己注射薬です。緊急時には、本人に代わって保育士が使用しても法律上の問題はないとされています。

公式正答 5

正答は5です。ゼーゼーする呼吸、声のかすれ、尿や便の失禁など、一般向けに示された症状が1つでもあれば使用します。

1は不適切。エピペンは太ももの前外側に押し当てて注射し、数秒間そのまま保持してから抜きます。

2は不適切。本人が自分で注射できない緊急時には、居合わせた保育士が代わって使用することができます。

3は不適切。エピペンは冷蔵庫に入れず、光の当たらない室温(15〜30℃)で保管します。

4は不適切。食物以外の原因(ハチ毒や薬物など)によるアナフィラキシーでも、処方されたエピペンを使用します。

5は適切。呼吸器、消化器、全身の症状のうち、一般向けに示された13の症状が1つでもあれば、ためらわずに使用します。

公式問題で問16を見る

1型糖尿病

問17 保育での留意点

1型糖尿病は、膵臓からインスリンがほとんど分泌されなくなる病気で、生活習慣とは関係なく発症します。インスリン補充を欠かさず、低血糖への備えが重要です。

公式正答 2・3・5

正答は2・3・5です。低血糖時の糖分補給、毎日のインスリン補充、重い低血糖時のグルカゴン点鼻粉末剤の代理投与が適切です。

1は不適切。1型糖尿病では、インスリン量を調整しながら成長に必要な栄養をとるため、厳格な食事制限は基本的に行いません。

2は適切。低血糖の症状があれば、ブドウ糖やジュースなど糖分を含む補食をすぐにとらせます。

3は適切。インスリンがほとんど作られないため、注射やインスリンポンプによる補充を毎日欠かさず続けます。

4は不適切。1型糖尿病は自己免疫などによって起こり、生活習慣が主な原因となるのは2型糖尿病です。

5は適切。重い低血糖発作で本人が使えないときは、居合わせた職員がグルカゴン点鼻粉末剤を代わりに投与することがあります。

公式問題で問17を見る

医療的ケア児

問18 ケアの内容と支援の仕組み

医療的ケア児は、喀痰吸引や経管栄養などの医療的ケアを日常的に必要とする子どもです。在宅の医療的ケア児は推計で約2万人に増えています。

公式正答 2

正答は2です。A・C・Dが適切で、2015年頃に推計値が2万人を超えたとするBが不適切です。

Aは適切。医療的ケアの例には、たんの吸引(喀痰吸引)や経管栄養、人工呼吸器の管理などがあります。

Bは不適切。在宅の医療的ケア児の推計値は2015(平成27)年頃に約1.7万人で、2万人を超えたのは2019(令和元)年です。

Cは適切。所定の研修を修了して都道府県知事に認定された保育士は、認定特定行為業務従事者として喀痰吸引などを行えます。

Dは適切。医療的ケア児等総合支援事業には、支援者の養成研修や、保育所等への併行通園の促進などが含まれます。

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予防接種

問19 ワクチンの種類と接種

生ワクチンと不活化ワクチンの区別、5種混合ワクチンの構成、母子免疫ワクチン、同時接種を確かめる問題です。

公式正答 1・4・5

正答は1・4・5です。ロタウイルスワクチン接種後の手洗い、RSウイルスワクチンの母子免疫、5種混合とロタの同時接種の記述が適切です。

1は適切。ロタウイルスワクチンは生ワクチンで、接種後しばらくは便にウイルスが排出されるため、おむつ交換後の手洗いを徹底します。

2は不適切。MR(麻しん風しん混合)ワクチンは生ワクチンです。

3は不適切。5種混合ワクチンは、4種混合ワクチン(ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ)にHib(ヒブ)ワクチンを加えたものです。

4は適切。妊婦にRSウイルスワクチンを接種すると、母体で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移り、生後早期の重い下気道疾患を防ぎます。

5は適切。5種混合ワクチンとロタウイルスワクチンは同時に接種できます。

公式問題で問19を見る

保育の安全確保

問20 こども性暴力防止法と安全計画

保育の安全をめぐっては、こども性暴力防止法の成立(2024年)、安全計画の策定義務化(2023年4月)など制度の整備が進んでいます。重大事故の報告件数は増加しています。

公式正答 2

正答は2です。AとBが適切で、重大事故の報告件数が減ったとしたCが不適切です。

Aは適切。こども性暴力防止法は2024年6月に成立し、学校設置者や認定を受けた民間事業者に、性犯罪歴の確認などの措置を求めています。

Bは適切。2023年4月から、保育所などに安全計画の策定と、それにもとづく取組が義務付けられました。

Cは不適切。2023年の重大事故の報告件数は2,772件で、前年より311件増えています。

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出典と照合

出典は全国保育士養成協議会「令和7年筆記試験(後期・地域限定)問題・正答」です。問題本文と選択肢は転載していません。各問の「公式問題で問◯を見る」から公式PDFを開けます。

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